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| ほうとうは、漢字では饂飩(はくたく)と書き、餅の類、うどんという意味で、平安時代の末期、禅宗の僧侶により中国から日本にもたらされ、ほうとうやうどんになりました。 |
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甲州(現在の山梨県)は、山に囲まれているために水田がとても少なく、お米を主食にする事が困難でした。
そんな環境から、お米の代わりに小麦粉が主食とされていました。武田信玄が野戦食として、小麦粉をうどん状にしてカボチャなどの野菜を味噌で煮込んだものが、「ほうとう」と呼ばれ、郷土料理として親しまれる様になったとされています。 |
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| 現在はあまり使われませんが、山梨の田舎のお年寄りは、仕事や物事がうまくいった時、その嬉しさを表現してこの言葉を使います。 |
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お米があまりとれないのに加え、流通も悪い為、山梨では昭和30年代前半頃まで、夕食といえばほうとう(煮込みうどん)がご馳走でした。山梨県富士吉田市で作られる「吉田のうどん」は、ほうとうと並んで山梨の名物、古くから親しまれている山梨の名産です。
昔ながらの農家は、玄関が広さ約15畳くらいの土間になっています。そこで雨の日などは農作業をしたりしたり、釜で農作物を煮たり、食事を作ったりしていました。子供が多く、上の子供はうどんを練って作る役、下の子は夕食まで待ち切れずに釜から麺を引っ張り出しておわんによそり、しょうゆをかけてこっそりと食べたりしたものです。「ほうとうのあずま」ではそんな昔ながらの農家でのなつかしい光景を元に、ひきずり(釜上げうどん)と名づけたメニューもあります。 |